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第2回キュービクル工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社キュービクルパートナーズ、更新担当の中西です。

 

本日は第2回キュービクル工事雑学講座!

今回は、キュービクル工事のプロセスについてです

 

キュービクルの設置工事がどのように進むのか、気になったことはありませんか?

キュービクル工事は、専門知識と高度な技術が必要な作業で、慎重に計画を立てて進められます。

このシリーズでは、キュービクル工事の流れや、各段階で重要なポイントを詳しく解説します!

 

 

1. キュービクル工事の流れ
キュービクル工事は、大まかに以下のプロセスで進められます

 

設置計画の立案
まずは現地調査を行い、設置場所や必要な仕様を決定します。

現地調査

建物や敷地の状況を確認し、設置可能なスペースを特定します。
電力需要を計算し、最適なキュービクルの容量を決定します。

計画立案

電力会社との契約内容や規制を考慮して、設置計画を作成します。
設置場所の安全性や作業環境を考慮した図面を作成します。

 

基礎工事
キュービクルを設置するための基礎部分を準備します。

 

土台の整備

キュービクルが安定して設置されるよう、地盤を整えます。必要に応じてコンクリート基礎を施工します。
耐震対策もここで行い、災害時の安全性を確保します。

ケーブル配管の設置

高圧ケーブルや接地線を通す配管を基礎工事と同時に設置します。

 

キュービクル本体の設置
基礎が完成したら、いよいよキュービクル本体を設置します。

 

搬入と設置

キュービクルは工場で完成された状態で運ばれてくるため、クレーンやフォークリフトを使って設置場所に搬入します。
設置時には水平状態を確認し、固定金具でしっかりと固定します。

内部配線作業

変圧器や遮断器、計器類を接続し、配線を完成させます。

 

試運転と調整
キュービクルが正常に動作するかどうかを確認するための試運転を行います。

 

耐圧試験

高圧電力に耐えられるかを確認する試験を実施します。電力漏れがないか慎重にチェックします。

動作確認

遮断器や警報装置、計器類の動作を確認し、問題があれば調整を行います。

安全確認

電力会社との連携で電力供給テストを実施し、安全性を最終確認します。

 

2. 工事の重要ポイント
キュービクル工事を成功させるためには、以下のポイントを押さえる必要があります

 

安全対策の徹底
高圧電力を扱うため、作業員の安全を確保するための防護具や作業手順の徹底が欠かせません。

 

電力会社との連携
工事中や試運転時には電力会社と密に連携し、スムーズに電力供給が開始できるよう調整します。

 

設置環境の整備
設置場所の防水や耐震対策を行い、長期間安心して使用できる環境を整えます。

 

 

以上、第2回キュービクル工事雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

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